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新型コロナウイルス
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新型コロナウイルスは統合失調症を発症させる可能性がある=ブラジルの学者

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新型コロナウイルス感染症は、その重症化した患者だけでなく、入院を必要としなかった患者においても大脳皮質のニューロン(神経細胞)死を引き起こす。これは統合失調症、アルツハイマー病、パーキンソン病などの病気を発症させる可能性がある。このような研究結果が医学分野のプレプリントサーバーmedRxivで公開された。

ブラジル南東部サンパウロ州カンピナスにあるサンパウロ大学の科学研究コーディネーターの1人、ダニエル・マルティンス=ディ=ソウザ氏は「重症患者の場合は血中酸素飽和度が低く、これが脳に大きな害を及ぼすため、ニューロン死は予想できるが、軽度または中等度の患者にこのような深刻な変化が見られる場合、これは懸念を呼ぶ」と述べている。

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学者らは、ウイルスがアストロサイト(ニューロン間の接続を保証し、ニューロンの栄養を司る細胞)に感染し、大脳皮質の特定の領域の萎縮に至るまで、大脳皮質の重大な変化を引き起こすことを明らかにした。

学者らは「約2か月前に新型コロナウイルス感染症から回復した後も頭痛、過度の眠気、記憶力の低下、味覚や嗅覚の喪失などの神経障害の症状が残っている大勢の患者に遭遇した。稀にけいれんが見られた人たちもいたが、彼らはそれまでけいれんを起したことはなかった」と発表した。

学者らは、このような損傷がどれほど深刻なものなのか、また一時的なものなのか、あるいは不可逆的なものなのかについて今のところ述べることはできないとし、今後3年間にわたって患者の観察を続ける計画。


新型コロナウイルス

中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスが疾患の原因と判断した。

中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がっている。

世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。

15日、米ジョンズ・ホプキンス大学の調べでは世界の新型コロナウイルス感染者数が3831万人を超えた。


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経緯:新型肺炎はどのように流行するのか

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