ボリビア大統領選、モラレス前大統領の後継候補がリード

© AP Photo / Juan Karitaルイス・アルセ氏の支持者たち
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南米ボリビアで18日、大統領選挙が実施され、エボ・モラレス前大統領の後継候補であるルイス・アルセ元経済・財務相がリードしており、第1回投票で勝利するために必要な票を獲得する見通し。テレビチャンネルUnitelが19日、出口調査のデータを伝えた。

出口調査によると、アルセ氏の得票率は52.4%、主要対立候補のカルロス・メサ元大統領の得票率は31.5%。3位は右派連合「我々は信じる」党から立候補したルイス・フェルナンド・ カマチョ氏で14.1%。

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先に、モラレス前大統領はアルセ氏の勝利を宣言した。一方、メサ氏が所属する政党連合「市民共同体」の代表は集計の終了を待つよう呼びかけた。

ベネズエラのマドゥロ大統領は、左派政党「社会主義運動」のアルセ氏の勝利をすでに祝福した。マドゥロ氏はツイッターに「偉大な勝利だ!団結したボリビアの人々は、我々の兄弟エボ(モラレス前大統領)に対して起こされたクーデターに投票によって勝利した。選出されたルイス・アルセ大統領とダビド・ チョケワンカ副大統領を祝福する」と投稿した。

ボリビアの最高選挙裁判所は、わずか6.14%の票の分析を終了した。裁判所によると、今のところメサ氏がトップとなっているが、出口調査ではアルセ氏がリードしている。


ボリビアでは昨年10月20日に大統領選挙が実施された。最高選挙裁判所の情報によれば、選挙ではエボ・モラレス大統領が勝利を収めた。モラレス氏の主要なライバルであったカルロス・メサ氏は、最初の段階でモラレス氏の勝利は認められておらず、国内で反対行動が始まったと強調した。その後、ボリビアでは3週間にわたって抗議デモが続き、モラレス氏は辞任した。最高選挙裁判所は大統領選挙と議会選挙の結果を無効とし、5月に選挙をやり直すと発表したが、新型コロナウイルスの影響で10月18日に延期された。

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