モデルではさらに飛沫の拡散の度合いは座っている場所の湿度に大きく左右されることがわかった。一番被害が少ない、つまりかかる飛沫が一番少ない場所は話者の斜め向かいの席だった。湿度が30%以下の場合は60%の時と比べて、飛沫の拡散度合いは2倍に増えた。これは湿度が上がると飛沫はより集中的にくっつきあい、迅速に沈下することが理由。このことから科学者らは公共の場所では湿度をあげるか、カフェやレストランではテーブルの上に特性の透明の防御スクリーンを設置し、会話での感染リスクを下げるよう進言している。
関連記事