規制は、パイプの敷設用船舶へのプラント設置または近代化を援助する企業に拡大される。
米国政府は、ロシア政府に対し、他国への圧力の手段としてエネルギー資源を使用することを止めるよう求めていた。
この間、ドイツのマース外相は、ドイツは独立したエネルギー政策を実施しているため、ガスパイプラインの建設は時間の問題だとの考えを示した。
「ノードストリーム2」プロジェクトはバルト海底を経由してロシア沿岸部とドイツを結ぶガスパイプライン。プロジェクト参加者は主に欧州企業。計画では2019年内に建設完了予定だった。
本プロジェクト実施に反対しているのは一連の欧州諸国と、自国天然ガスを欧州に推し進めたい米国。
ロシア側はこれまで何度も「ノードストリーム2」はあくまでも商業的および競争に基づいたプロジェクトであり、ウクライナ経由の欧州へのロシア製ガス輸送の停止を意味するものではないと説明を繰り返してきた。