最初の死亡例が確認されたのは10月16日、仁川市で17歳の高校生が接種後、容態が急変し、死亡した。これに続いてソウル、京畿道で死亡が確認された。その大半が高齢者。
聯合ニュースによれば、検死の結果、少なくとも2例の死亡はワクチンの引き起こす副作用のうちでも最も多くみられるアレルギー反応によるものであったことがわかっている。
こうした事態を受けて22日、韓国医療協会は10月29日までの期間、インフルエンザ・ワクチンの接種プログラムを一時停止する提案を行った。
この状況は韓国社会に憂慮をもたらしたが、専門家らは少なくともそのうち6件には検死の結果、接種との直接的な関係は見出されず、有毒物質も検出されなかったことを明らかにしている。
韓国でのインフルエンザ・ワクチンによる死亡例はこれまで17件と発表されていた。
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