アルメニア、ナゴルノ・カラバフの戦闘に参加する初の女性部隊の訓練について発表

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アルメニアは、ナゴルノ・カラバフにおけるアゼルバイジャン軍との戦闘に参加する初の女性部隊の訓練が行われていると発表した。アルメニア国防省のアルツルン・オヴァンニシャン報道官がFacebookで明らかにした。

先にアルメニアのニコル・パシニャン首相の妻、アンナ・アコピャン氏は、ナゴルノ・カラバフの紛争地帯へ出発する意向を表していた。

アコピャン氏は「私を含む13人の女性からなる部隊が訓練を開始する。 数日後に故郷の国境を守るために出発する。私たちは 故郷も尊厳も敵に譲ることはできない」と強調した。

ナゴルノ・カラバフ紛争再燃

9月27日、アゼルバイジャン国防省は、「ナゴルノ・カラバフの境界線の集落を砲撃した」アルメニア軍の行動に対して「反撃作戦」を開始すると発表した。未承認国家ナゴルノ・カラバフ共和国は、首都ステパナケルトを含む集落が砲撃を受けたと伝えた。軍事衝突の結果、双方に民間人および軍人の死者が出ている。

ナゴルノ・カラバフとアルメニアでは、戒厳令と動員が発表されている。アゼルバイジャンでは部分的な動員が宣言され、複数の都市で戒厳令が導入されている。

10月9日~10日にロシアの首都モスクワでアゼルバイジャンとアルメニアの両外相による協議が行われた。両国は、10月10日正午からの停戦、捕虜の交換と兵士の遺体の返還について合意した。

一方、10月10日以降、双方は相手に合意違反行為や挑発行為があったとして互いに非難し始めた。

10月25日、米国務省は、アルメニアのムナツァカニャン外相とアゼルバイジャンの バイラモフ外相がビーガン米国務副長官と会談し、ナゴルノ・カラバフでの人道的停戦について合意したと発表した。人道的停戦は10月26日から始まった。

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