フランス人カップル、かつて伝書鳩に委ねられた第1次世界大戦中の手紙を発見

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フランスで、20世紀初頭にドイツの兵士が伝書鳩で送ったが送り先に届かなかった手紙が見つかった。BBCが報じた。

この手紙は、フランス東部アルザス地方で見つかった。フランス人カップルが散歩中に地面から突き出ていたアルミニウム製のカプセルを発見した。カプセルの中には手紙が入っていた。この手紙はドイツ語で書かれており、時間の経過によって文字はほとんど消えかかっていた。

手紙が送られた日は判読困難で、1910年または1916年。手紙が見つかった場所の近くにあるランジュ博物館の学芸員、ドミニク・ジャーディ氏は、1910年に送られた可能性が高いとの見方を示している。同氏は、このような発見は非常に珍しいと指摘した。

手紙を送った兵士は、当時ドイツの一部で、現在はフランスに属しているインガースハイムにいた。ランジュ博物館は、1915年のヴォージュ山脈のランジュ丘の頂上をめぐる戦いに捧げられている。

手紙とカプセルはランジュ博物館の展示品となる。博物館ではすでに手紙の解読が行われている。手紙はドイツ文字で書かれており、軍事作戦について述べられている。

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