研究者らの一人であるマルガリータ・キュラス・コラーゾ氏は、今回の研究について「私たちの研究結果は、PBDEなどの環境中の化学物質が母親から子孫に受け継がれる恐れがあることを示しており、発育の初期段階での曝露は健康に有害であることが明らかになった」と説明している。
研究者らはヒトに対する研究はまだ行われていないが、PBDEがヒトの健康に及ぼす悪影響はすでに科学的に証明されていると述べている。
この点について研究者らは、食事の前には手洗いを行い、カーペットや家具などの表面をきっちり掃除することでPBDEの影響を抑えることができると指摘している。
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