組織委員会は、現在、国際フィギュアスケート連盟(ISU)との間で安全策についての緊密な作業が実施されているほか、世界選手権の前にザグレブで欧州選手権が開催されることから、そこでの経験をストックホルムでも活用すると発表した。
ただし、現段階では組織委員会は世界選手権を観客を入れて行うことは念頭にない。委員会は新しいやり方で思考し、観る側が大会を間近で感じることができるよう、デジタルソリューションが模索されていることを明らかにした。
フィギュア世界選手権は2021年3月22日から28日にストックホルムで開催が予定されていた。
中国、ハルビンで予定のジュニアの世界選手権も先日、開催中止の決定が発表されたばかり。
COVID-19の感染拡大を理由にフィギュアではこれまでも複数の大会が中止されている。中国、北京で開催予定だったグランプリシリーズのファイナルも中止が決まった。ISUは北京に代わって別の場所で別の時期にファイナルを開催する可能性を探っており、近日中にもその決定が明らかにされることになっている。
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