男性は、10代の時に親元を離れた男性の姉によって発見された。男性の姉によると、男性は11~12歳の少年の時に、母親によって学校へ行くのをやめさせられた。
男性の姉は、11月末に母親(70)が入院したため、ようやく弟を訪ねることにしたという。母親の家のドアに鍵はかかっておらず、女性が家の中に入ると、そこは暗く、尿や腐ったような臭いがし、いたるところが汚れ、埃だらけだった。
男性の姉は「こんにちは」と呼びかけたが返事はなかった。だが、台所から音が聞こえた。台所の暗い隅に弟が座っており、窓から差し込む街灯の光が弟の体と潰瘍ができた足を照らしていたという。
長い間会っていなかったものの、男性は姉を認識し、姉の名前をささやいた。一方、男性の歯はほとんどなくなってしまっており、男性の言葉ははっきり聞き取れなかったという。
男性は病院に搬送された。母親は拘束され、最長10年の禁固刑が科される可能性がある。なお、母親はすべてを否認しているという。