フランス大統領府は「大統領は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と診断された。
すべての人に適用される現行の衛生規則に従い、大統領は7日間の隔離に入る。大統領は仕事を続け、遠隔で職務を行う」とのコミュニケを発表した。
マクロン大統領は新型コロナの初期症状が出たため、RT-PCR法を用いた検査を受け、陽性と診断されたという。
フランスにおける新型コロナの状況
フランスでは10月30日、新型コロナの第2波を背景に再び外出制限が導入され、レストランやバーが閉鎖された。
11月末からは制限が緩和され、衣料品店、美容院、書店などが営業を再開した。15日からは2段階目の緩和が実施されたが、同国のカステックス首相は、緩和の3段階目が始まる1月20日にレストランの営業再開を約束することはできないと発表した。
カステックス氏によると、フランスは2月30日までに116万回分のワクチンを確保し、ワクチン接種を開始する計画。
フランスの新型コロナ感染者の累計は約240万人。死者は5万9000人を超えている。