「我々は、すでに生存しておられない人のアクティブではないアカウントのマークのついたものを自動的に削除はせず、これらのツィートを永久保存する方法を策定できるよう、2021年は作業を行います。」ツィッターはこうした発表を行っている。
この他、ツィッターはボットや自動的にツィートを行う人たちのアカウントにマークをつけない。2021年にはこうした種類のアカウント用にツィッターは別の種類のアカウントを作る。
死亡した人のページの扱いについて、ツィッターは1年前の2019年11月、死亡などの理由から半年使用されずに放置されているアカウントを自動的に削除するポリシーを発表し、痛烈な批判を浴びていた。ところが死亡したツィッター・ユーザーの近親者らはこのポリシーに反対したため、ツィッターはポリシーを取り下げた。
「これは我々のミスだった。こうしたプロフィールを永久に保つ方法を見つけるまでの間、我々はアクティブではないアカウントの削除を行わない。」ツィッターはこうした声明を表した。
同時に死者の削除されていないアカウントから問題も生じている。たとえば自殺した英TV司会者のキャロライン・フレークさんのツィッター。フォーブス誌によれば、フレークさんのツィッターには本人の死後、彼女が自分のボーイフレンドを攻撃したとして、死者を侮辱するツィートがたくさん書きこまれた。
ツィッターは現在、遺族から削除申請があった場合のみ死者のアカウントを削除している。このためには身分証明書のコピーと死亡証明書が必要で、書類が認められた場合、アカウントは完全に削除されるため、過去のポストを読むことはできない。
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