インド 35日間で12人を死に追いやった人食いヒョウ 現在も逃走中

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インドのマハーラシュトラ州で人食いヒョウが35日間に12人の村人の命を奪った。ヒョウはあらゆる追跡作戦の網をかいくぐって、現在も逃走を続けている。インディア・トゥデイが報じた。

マハーラシュトラ州の数か所の村では、人食いヒョウが捕まらずに1月以上もの間、徘徊を続け、村人を戦々恐々とさせていた。ヒョウは3日に一度狩りに出ては新たな犠牲者を探していた。ヒョウに殺された人の数は35日間ですでに12人に達している。村人らは極力家を離れないようにしているものの、大多数はサトウキビの伐採で命をつないでいるため、外で働かざるを得ない。

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状況から判断すると村人を襲っているのは複数ではなく同一のヒョウ。ヒョウの捕獲のために州は猟犬を連れた80人のハンターを雇い、森林のあらゆる場所に18個のわなを仕掛け、35の監視カメラを設置した。ところが人食いヒョウはこうした隙間を潜り抜け、殺害を繰り返し続けた。

ヒョウがなかなか捕獲できないことがわかった州政府は、捕獲ではなく、殺害を命じた。12月11日、現地にはスナイパーと、ヒョウを追跡するプロのハンターが招かれた。最終的にハンターはヒョウの居場所を突き止め、スナイパーとともに発砲したが、またもやヒョウは攻撃をかわし、逃亡した。

インドの中でもマハーラシュトラ州は普段から野生動物による住民への攻撃件数が目立って多い。野獣は人間を襲い、ハンターは村里近くに出現した獣に発砲する。2020年1月から11月の間だけでも、同州では159匹のヒョウが撃ち殺された。こうした中で今、追跡中のヒョウはあまりにも巧妙に、狡猾かつ残忍に村人を欺き、逃げまわっている。

先日スプートニクは、人生で4度もワニに襲われながらも魚釣りを止めようとしない男性について報じた。

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