米疾病予防管理センター(CDC)によれば、2019年6月から2020年5月にかけて薬品の過剰摂取により8万1000人近くが死亡した。その多くはオピオイドの過剰摂取が死因とされている。
バイデン氏の陣営が発表した声明では、オピオイド危機との戦いが記されている。
この危機には連邦レベルで対応する必要がある……我々は依存性の危機に向けて包括的で公的なサポートを実現するため協力する。多くの人々はCOVID-19により医療サポートや必要な社会保障へのアクセスが制限されており、孤独や孤立を深めている。したがって、我々は治療や心理カウンセリングへのアクセスを倍増させるため、連邦政府レベルの努力を行う必要がある。
この声明にはハビエル・ベセラ次期厚生長官、ロシェル・ワレンスキ次期CDC所長などが署名している。
過剰摂取との戦いをトランプ政権も掲げていたが、根本的な解決には至っていない。