加藤氏は「昨日22日午前から午後にかけて中国の爆撃機4機及びロシアの爆撃機2機が日本海から東シナ海までの長距離にわたる共同飛行を実施したことを確認した。これに対して航空自衛隊は戦闘機を緊急発進し、対応した。本件については中国及びロシアから事前の連絡は受けていないと聞いている。また本件については中国側とロシア側に対してそれぞれの外交ルートを通じて我が国として『関心』の表明をした」と述べた。
また加藤氏は、ロシア側と中国側の意図については現在分析中だとし、「政府として両国が我が国周辺での長距離にわたる共同飛行を実施したことには高い関心を持って注視している」と述べた。
ロシア国防省は22日、ロシア航空宇宙軍のTu-95MS戦略爆撃機2機と中国空軍のH-6K戦略的爆撃機4機による共同パトロールについて発表した。国防省は、両国の航空機は国際法の規定に厳密に従って行動したと強調した。
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