エコノミスト誌が指摘 ルーブルは世界でもっとも過小評価された通貨

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「ビックマック指数」ではルーブルは世界でもっとも過小評価された通貨となる。雑誌『エコノミスト』が報じた。

データから専門家らは購買力平価と通過の「実際の」為替ルートを予想する。このために専門家らは1つの商品を選出する。この商品は世界各国の市民の多くが購入できるが、しかし、「ビックマック」に相対し、さまざまな通貨によって価格が変わってくる。

予想のもとで仮説がたてられ、それによって同じ商品が世界中で同様の価格となる。もしそうでない場合、専門家らは地域通貨のレートについて過少または過大という結論をだすことになる。

報道によれば、米国のビックマックの価格は2021年1月時点で平均5.66ドル(約588円)、ロシアは135ルーブル(約190円)で1.81ドルに相当する。ビックマックが同じ価格になるには、23.85ルーブルでドル換算される必要があり、実際にはこの数字は約3倍高となる。この状況はルーブルのレートが約70%安であることを示しており、また、国民1人当たりに対する両国の国内総生産レベルでの調整を考慮すると約50%といえる。このことからルーブルは世界でもっとも過小評価された通貨だということができる。

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