同機関は、「ブラジル国家衛星監督庁が近い将来に予定するワクチン『スプートニクV』に関する追加的データの照会を行ったことをお知らせする」と表明した。
「ユニオン・ケミカル」社はすでに「スプートニクV」の生産を開始している。第1四半期にロシアはブラジルに1000本を供給し、今年全体では1億5000万本を予定している。
ロシア直接投資基金は、「ワクチン『スプートニクV』に対して行われている誤情報キャンペーンの中で、不確かな情報が、それらを確認するのが困難な休日や夜間に広められている」と強調し、情報を確認するよう記者らに要請した。
「スプートニクV」
ロシアは2020年8月11日、世界で初めて新型コロナウイルスのワクチンを承認した。ワクチンは「スプートニクV」と名付けられた。臨床試験はロシア保健省から許可を得たガマレヤ国立疫学・微生物学研究センターによって6月から7月に実施された。「スプートニクV」は、これまでに多くのワクチンが生産されたすでに知られているプラットフォームを基盤につくられた。ロシア保健省によると、これまでに実施された「スプートニクV」の接種は、最大2年間の長期的な免疫を与えることを示している。11月11日、ロシア開発のスプートニクⅤワクチンは治験第3フェーズにおいて92%の有効性を示した。