中国外務省は反中政策をとった米国人らを批判する声明を発表した。
近年、米国で反中姿勢を貫き、中国と米国の国民の利益を無視する一部の政治家らは自らの政治的利益、偏見、中国への憎悪から、一連の愚策を計画して実行に移したが、それは中国にとって深刻な内政干渉にあたり、さらには中国の国益を損なうものであった。
この事態を受け、中国政府は中国に関する問題で米国政府の政策決定に関わった28人に制裁を加える決定を下した。
中国外務省が発表した制裁リストには以下の政治家らが名を連ねている。マイク・ポンペオ国務長官、ピーター・ナヴァロ国家通商会議委員長、ロバート・オブライエン大統領補佐官(国家安全保障担当)、マシュー ・ポッティンジャー元大統領副補佐官(国家安全保障担当)、アレックス・アザール元厚生長官、ジョン・ボルトン元米大統領補佐官、スティーブ・バノン元首席戦略官、キース・クラック元国務次官。
制裁対象に加えられた政治家ら、およびその家族は香港とマカオを含む中国本土への入国が禁止されるほか、上記の人物、および人物らに関連のある組織と企業は中国企業とのビジネスが制限される。