日本の海上保安本部によると、同船は16日午前4時すぎ、日本の領海に侵入した。別の2隻が15日、領海に侵入し、現在も航行を続けている。
大型の武器を搭載した船の領海への侵入は中国で「海警法」が施行されてからはじめて。今月1日に施行された同法により、中国海警局は外国船舶に対し武器の使用が認められた。
海上保安本部は、漁船周囲に巡視船を配備して警戒を強めるとともに、直ちに領海から出るよう警告を続けている。
尖閣諸島をめぐる日本と中国の領有権争いは、私有地だった尖閣諸島を日本政府が2012年9月に購入して国有化した後、悪化した。国有化を受け、中国では大規模な反日デモが起こった。国有化後、中国船は尖閣諸島周辺を常に航行しており、定期的に周辺水域に侵入している。
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