一方、9日の衆院予算委員会で田村憲久厚生労働大臣は、2月中旬に開始が予定されるワクチン接種に関わり、米ファイザー社ワクチンの1瓶あたりの接種回数を6回から5回に見直す考えを示した。これは6回とするには特殊な注射器が必要で、医療機器メーカーに注射器の増産を依頼したが、十分な本数を確保することが困難なためとの考えを示した。自治体に対しては5回での対応を要請し、週内に手引きを発出すると述べた。
日本の厚生労働省はファイザー社から年内に1億4400万回(7200万人分)のワクチンの供給を受けることで合意をしている。