河井元法相が保釈 参院選買収、8カ月超勾留

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2019年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われた元法相の衆院議員河井克行被告(57)は3日、8カ月超の勾留を経て東京・小菅の東京拘置所から保釈された。東京地裁が同日、保釈を認める決定をし、元法相側が保証金5千万円を納付した。東京地検は決定を不服として抗告したが、東京高裁が棄却した。

元法相は3日午後9時すぎ、ダークスーツにネクタイ姿で、胸に議員バッジを着け、拘置所を出た。集まった報道陣に向かって、マスクを外して10秒ほど深々と頭を下げ、無言のまま弁護士と共に車に乗り込んだ。

(c)KYODONEWS

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