加藤氏は「米側との調整が整い、諸般の事情が許せば、菅総理は4月前半にも訪米し、バイデン大統領との間で初の日米首脳会談を行う予定だ」と発表し、「菅総理はバイデン大統領と対面で面会する初の外国首脳となる予定と承知している」と述べた。
また加藤氏は「総理訪米の円滑な実施にあたり、新型コロナ対策を万全にすることで米側と一致していることを踏まえ、政府代表団を必要最小限の数に絞った上で、全員がワクチン接種することとしている」と述べ、代表団の数は80~90人程度となり、菅首相を含む全員が事前にワクチン接種をして訪米すると説明した。
先に菅首相は自身の新型コロナウイルスワクチンの接種について、65歳以上の高齢者の順番がきたら接種したいとの考えを示していた。
2009年2月、日本の麻生太郎首相(当時)も、米ホワイトハウスで第44代米国大統領バラク・オバマ氏に迎えられた初の外国首脳となった。安倍晋三前首相は、米ニューヨークで就任前の第45代米国大統領ドナルド・トランプ氏と会談した初の外国首脳となった。