ドーシーCEOは2006年、「just setting up my twttr」(ただいま自分のtwttrをセッティング中)と投稿した。ドーシーCEOは2020年12月にブロックチェーン技術で2006年の初ツイートから「非代替性トークン(NFT)」を作ることを決めた。
Twitter CEO Jack Dorsey selling his first tweet as digital art https://t.co/z7qFbU2Qo2 pic.twitter.com/FTZZjEmFd3
— WPTV (@WPTV) March 8, 2021
当時は社会の注目を浴びなかったものの、2021年2月にはこのツイートに3500ドル(約38万円)の値が付いた。その後、3月5日にツイートを売買できるオークションサイト「バリュアブルス」の出品ページにリンクが投稿されると、価格は急成長した。
オンライン・オークションの発表によると、初ツイートはsinaEstaviというニックネームのユーザーが291万5835ドルで競り落とした。アカウント情報によると、ユーザーはマレーシア在住で、ブロックチェーン関連の企業を経営している模様。
「バリュアブルス」のホームページに掲載されているアナウンスによると、オークションで競り落とす人物には、出品者のサインと委任状付きのデジタル証明書が発行されるという。この証明書により、購入者はツイートを転売、または投資という形で「個人コレクション」に保管することもできるという。
Sent to @GiveDirectly Africa fund 🌍Thank you, @sinaEstavi. pic.twitter.com/aEZu07auLV
— jack (@jack) March 22, 2021
ドーシーCEOは3月10日のツイートで、売上金を慈善団体に寄付する意向を示していた。
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