正当な理由なしにということが前提とされた場合、旅行好きな英国人にとってこれほど厳しい罰則はないが、新しい法案は議会が承認した場合に効力が発効されることになると報じられている。採択は3月25日に行なわれる。
自己隔離体制を前提とする検疫規制により、今日、重大な状況に左右されないあらゆる旅行が禁止されている。パンデミックのもと、渡航を予定していた各英国人は旅行申告書を作成しなければならず、書類には旅行の理由と内容を記さなければならない。書類の記載が不十分な場合、申請者は違反として200ポンド(約2万9700円)の罰金を払うことになる。しかし、新しい政府法案が承認された場合、3月29日より罰金の総額は5000ポンド(約74万5300円)に値上がりされる。この厳しい法律は6月30日まで効力が発効されることとなる。
議会に法案が提出されたことを受け、英国保健省のマシュー・ハンコック大臣は、「この規制措置は、世界中の感染者や入院者、死者の数を抑える上で極めて重要である」と表明した。報道によれば、同大臣は、検疫措置の緩和は英国国民の安全が確保された段階で実施されると約束した。