4月3日夜、豪ダーウィン市から西の川で乗用車が水にはまりこみ、車内にふたりが閉じ込められた。ふたりはレスキュー隊に通報したが、水位が窓まであがってきたため、ルーフに出ることを余儀なくされた。
レスキュー隊のボートは大型で、出動するには水深は余りに浅かったため救出には向かえず、ふたりは屋根の上で恐怖の一夜を過ごした。翌朝6時に多少小型のボートが調達されたおかげで、ようやくレスキュー隊は現場に向かうことができた。
救出劇が終わったとき、今回は全員、運がよかったことがわかった。実はこの川にはワニがうようよしており、簡単に車に泳ぎ着くこともできたからだ。ふたりを救出する際はあたりは暗く、視界が悪かったため、レスキュー隊はワニには気づかなかった。
豪州では先日、体長4メートルのワニが海から這い出てきて、漁師の目の前で2匹のサメをたいらげ、周囲を圧倒している。その様子を収めた動画が大きな話題を呼んだ。