日本全国の7火山で火口付近の警戒レベルが上昇 気象庁

CC BY-SA 3.0 / Yu.nakai / 日本語: 佐久(浅科)より浅間山日本の浅間山【アカーイブ写真】
日本の浅間山【アカーイブ写真】 - Sputnik 日本, 1920, 09.04.2021
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日本の気象庁は3月の全国の活火山の活動状況を調べ、7か所の火山に火口付近で噴火による警戒レベルが高まっているとして、「火口周辺警報」を発表した。NHKが報じた。

火口周辺警報は噴火警報のうち「警戒が必要な範囲」が火口周辺に限られる場合に発表され、噴火警戒レベルではレベル2とレベル3これに該当する。火口周辺警報が発表されたのは、長野県と群馬県にまたぐ浅間山、鹿児島県の桜島、口永良部島、薩摩硫黄島、諏訪之瀬島、小笠原諸島の西之島、硫黄島の7火山。

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このうち、火口から居住地域近くまでの広い範囲の火口周辺に入った場合には生命に危険が及ぶ噴火が発生、あるいは発生すると予想されるレベル3が発表されたのは、桜島、口永良部島。

火口周辺に入った場合には生命に危険が及ぶ噴火が発生、あるいは発生すると予想されるレベル2は、浅間山、薩摩硫黄島、諏訪之瀬島の3つの火山に発表された。

また、海底火山の周辺海域に影響を及ぼす程度の噴火が発生、あるいは発生すると予想される噴火警報は小笠原諸島の近海の福徳岡ノ場に出された。

2月16日以降、イタリア国立地球物理学火山学研究所は、同国シチリア島のエトナ火山で17回目となる火山活動の高まりも確認されたと伝えた。

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