対象となるのは、世界保健機関(WHO)の緊急使用リスト(EUL)に加えられ、米国、欧州諸国、日本で承認されている新型コロナウイルスワクチン。
インドはこれまでにワクチンを60カ国に無償で輸出、提供している。一方、ザ・タイムズ・オブ・インディアによると、新型コロナウイルス感染者の急増により、インドは輸出する側から輸入する側になり始めた。
今月12日、インド中央医薬品基準管理機構(CDSCO)の専門家委員会は、ロシア製新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の緊急使用を承認した。
現在、インドで接種が進められている新型コロナウイルスのワクチンは、英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大学が開発した「Covishield」と、インドの製薬会社バーラト・バイオテックが開発した「Covaxin」の2種類。これらのワクチンはインド国内で生産されている。
16日現在のインドにおけるワクチン接種回数は、1億1700万回。
関連ニュース