発表では、「ブラジルの規制当局ANVISAが、ワクチン『スプートニクV』の試験を実施しなかったことを認めたことを受け、同製薬の製造メーカーは、偽および誤った情報の拡散による名誉毀損でブラジルの同規制当局を正式に提訴する」と強調した。
Following the admission of Brazilian regulator Anvisa that it did not test Sputnik V vaccine, Sputnik V is undertaking a legal defamation proceeding in Brazil against Anvisa for knowingly spreading false and inaccurate information.
— Sputnik V (@sputnikvaccine) April 29, 2021
4月はじめ、ブラジルの最高裁判所はANVISAに対し月末までにワクチンの輸入を決定する期間を与えたが、そうならない場合には自動的に許可されることとなった。
4月27日、Anvisaはロシア製ワクチン「スプートニクV」の輸入および国内での使用を許可しなかった。これに対し、製薬メーカーは、Anvisaのワクチン輸入拒否は政治的な意図があると表明した。
その間、ブラジルは新型コロナウイルスの感染者数(1450万人)で世界3位となり、1日の新たな感染者数が著しく増加している。