ロイター通信によると、英国の政治資金監督機関の「選挙管理委員会」は28日、「違反があったと疑うに足る合理的な理由が存在する」として、「これが事実かどうかを確認するために正式な調査を行う」と発表した。
Britain's political spending watchdog will launch a formal investigation into the funding of renovations to Prime Minister Boris Johnson's apartment in Downing Street. https://t.co/pUNkl5Ifkh
— CNN (@CNN) April 28, 2021
ジョンソン首相は、納税者からの党の資金を不法に使用した疑いが持たれている。
英国の各メディアによると、ロンドンのダウニング街11番地にあるジョンソン首相の住居改修にかかった費用は、20万ポンド(約3040万円)に上るという。
なお、CNNによると、英国の首相が住居整備のために受け取る公費は年3万ポンド(約456万円)。
ジョンソン首相は銀行から借り入れすることができたが、政治献金の規則によると、ジョンソン氏はすぐに借り入れについて大臣に報告しなければならなかったが、そのような報告はなかったという。
ジョンソン首相の報道官は、改修費用は首相が自分で支払ったと主張している。
選管委は正式な調査を開始した。
先に、ジョンソン首相がオックスフォードシャーに所有するコッテージを賃貸に出すことを決めたと報じられた。
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