白血病による長期療養を経て東京五輪代表入りを決めた池江選手は7日、自身のツイッターで、五輪を「辞退してほしい」「開催反対の声をあげてほしい」などのコメントが直接寄せられていることを明かした。
いつも応援ありがとうございます。
— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021
Instagramのダイレクトメッセージ、Twitterのリプライに「辞退してほしい」「反対に声をあげてほしい」などのコメントが寄せられている事を知りました。もちろん、私たちアスリートはオリンピックに出るため、ずっと頑張ってきました。ですが、↓
これについて、池江選手は「今、このコロナ禍でオリンピックの中止を求める声が多いことはしかたなく、当然の事だと思っています」と理解を示した。
今このコロナ禍でオリンピックの中止を求める声が多いことは仕方なく、当然の事だと思っています。私も、他の選手もきっとオリンピックがあってもなくても、決まったことは受け入れ、やるならもちろん全力で、ないなら次に向けて、頑張るだけだと思っています。1年延期されたオリンピックは↓
— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021
また、「この暗い世の中をいち早く変えたい、そんな気持ちはみなさんと同じように強く持っています。ですが、それを選手個人に当てるのはとても苦しいです」と胸中を明かした。その上で「私に反対の声を求めても、私は何も変えることができません」と記した。
期待に応えたい一心で日々の練習をしています。オリンピックについて、良いメッセージもあれば、正直、今日は非常に心を痛めたメッセージもありました。この暗い世の中をいち早く変えたい、そんな気持ちは皆さんと同じように強く持っています。ですが、それを選手個人に当てるのはとても苦しいです。↓
— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021
東京五輪・パラリンピックをめぐっては、開催に反対する署名活動が5日正午から始まり、2日間で20万人が同意した。
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