ライアンエアー機がミンスクに緊急着陸 状況はルカシェンコ大統領の管理下にあった

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ライアンエアー機がミンスクに緊急着陸 状況はルカシェンコ大統領の管理下にあった - Sputnik 日本, 1920, 24.05.2021
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ギリシャのアテネからリトアニアのビリニュスに向かっていたアイルランドの格安航空会社ライアンエアーの航空機が、機内に爆発物があるとの通報を受け、ベラルーシのミンスクに緊急着陸した。航空機には、過激派組織に認定されたTelegramチャンネルの作成者が搭乗していた。この人物は、ベラルーシでテロ関係者のリストに加えられ、指名手配されているロマン・プロタセビチ容疑者。

ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領に航空機をめぐる緊急事態について報告が行われ、ルカシェンコ大統領が着陸を指示したという。

戦闘機MiG-29が出動し、航空機に同伴した。なお、爆発物は見つからなかったという。

ベラルーシで過激派組織に認定されたTelegramチャンネル「Nexta」を作成したロマン・プロタセビチ容疑者は、刑事事件で起訴された。プロタセビチ被告は、Telegramチャンネルを使って政府当局者や治安当局者に対する社会的な敵意を扇動した疑いが持たれており、最大15年の懲役が科される可能性がある。

Nextaは、ベラルーシ大統領選挙後に始まり、数カ月にわたって続いた抗議デモへの参加を呼びかけたり、デモの調整などを行った。

ベラルーシで2020年8月9日に実施された大統領選挙では、ルカシェンコ大統領が80.1%を獲得(中央選挙管理委員会のデータ)して6選を果たした。その後、ベラルーシでは大規模な抗議デモが始まった

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