150万人超が暮らすコインバトール市の寺院が「コロナのデーヴィー(女神)」の礼拝を始めた。毎日、僧正らがウイルスの神を祈祷し、慈悲を求めている。
記者らに対し寺院の責任者は、ヒンズー教ではそれぞれの神が自分の「専門」を持つと述べた。同責任者は、「コロナウイルスが病気の流行を引き起こしていることから、私たちはウイルスを神として崇め、毎日、病気が深刻化せず、感染拡大が収まるように祈っている」と語った。
インドの感染者数は、ウイルスの新しい変種株の拡大により2月中旬以降増加している。国内の感染ですでに30万人超が亡くなった。
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