また、埼玉、千葉、神奈川、岐阜、三重で発出されているまん延防止等重点措置も来月20日まで延長される。
対策本部に出席した菅義偉首相は、国内の新規感染数は減少に転じているものの「依然として予断を許さない状況にある」と指摘。東京や大阪での新規感染者数は高い水準で推移しており、病床の逼迫も解消されておらず、北海道や沖縄では感染者数の増加が続いていることから宣言の延長を決定したと述べた。
管首相はその後の記者会見で、国内で英国株がまん延し、インド株の検出例が出ている中で変異株への監視を強化し、水際対策を徹底すると発表。また新型コロナウイルスワクチンについては、1日100万回のワクチン接種を目指し、6月中には65歳未満の人々への接種を開始すると明らかにした。