海上自衛隊や徳島空港事務所によると、徳島空港で3日正午前、海上自衛隊の徳島教育航空群に所属する練習機「TC90」が離着陸の訓練中、機体の一部が滑走路に接触して自力で走行ができなくなるトラブルが発生した。
練習機は左主翼の一部を滑走路に接地させた状態で停止したという。搭乗していた2人にはけがはなかった。
この影響で空港の滑走路は約4時間にわたり閉鎖されたが、午後4時10分に運用が再開された。
事故について徳島教育航空群の町島敏幸群司令は「国民の皆様に多大なご心配をおかけして申し訳ありません」と謝罪し、早期の原因究明と再発防止に努めていくと述べた。