ボーイング社は「テストフライトでMQ-25はホースを伸ばし、米海軍のF/A-18スーパーホーネット機に燃料を安全に送り込むことに成功した。これによりMQ-25スティングレイは主な課題である空中給油任務を見事に遂行できることを証明した」と発表し、今回のテスト成功を「歴史的な出来事」と呼んだ。
同機は、艦載戦闘攻撃機F/A-18「スーパーホーネット」とそれを土台に開発された電子戦機EA-18G「グロウラー」、第5世代戦闘機F-35に空中給油を行うことを目的としている。
MQ-25スティングレイは2019年9月に初のテスト飛行に成功しているが、その際は空中給油は行われていなかった。
ボーイング社は米国防総省との間に米海軍用のための初の艦上機給油ドローン4機の生産、供給契約を締結している。供給期限は2024年8月と定められている。