飛行時間は、62.8秒だった。インジェニュイティは火星の表面を南に106キロ飛行し、新しい場所に着陸した。飛行中にインジェニュイティのカメラが白黒写真を撮影した。
Another successful flight 👏#MarsHelicopter completed its 7th flight and second within its operations demo phase. It flew for 62.8 seconds and traveled ~106 meters south to a new landing spot. Ingenuity also took this black-and-white navigation photo during flight. pic.twitter.com/amluVq9wbb
— NASA JPL (@NASAJPL) June 8, 2021
5月27日、6回目の飛行でインジェニュイティに技術的な不具合が発生したことが分かったが、最終的にインジェニュイティはこの異常を乗り越えた。
インジェニュイティは2月、火星探査車「パーサヴィアランス(Perseverance )」に搭載されて火星に送り込まれた。
NASAは、ヘリコプターのインジェニュイティを使って、6輪のパーサヴィアランスには到達できない領域の研究や、惑星表面の3Dマップの作成、また他の科学的課題を解決する計画。
このようなドローンは、遠い過去に存在した可能性のある生命の痕跡を見つけることができるかもしれない火星の洞窟に、遠隔操作で侵入できると考えられている。
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