「パンデミックにより非技能職の需要が大きく高まりました。しかし実際にはこれは変化のほんの始まりに過ぎないと言えるでしょう。例えば企業は従業員をオフィスに戻したいと思っています。一方、当社の調査によると、人々はこの間に自宅作業にすっかり慣れ、元の勤務形態には絶対に戻りたくないと考えています。ロックダウン(都市封鎖)が始まった最初の週は回答者の約7割がオフィスに戻りたいと思っていましたが、2021年2月頭にはその数はわずか30%でした」とザハロフ氏はタス通信に語る。
同サービス分析担当者は、ロシアでは新型コロナで打撃を受けた分野(観光、芸術、文化、娯楽)の活動縮小が、建設、医療、製造、配達サービス、IT分野でのリクルート活動の伸びで補填されつつあると指摘する。
またパンデミックの1年が過ぎ、大都市における配達サービスの需要が数倍伸び、現在も高水準を維持している。
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