逮捕されたのは、住居不詳の店の経営者(52)ら6人。6人は14日深夜、六本木の高級分譲マンションの一室で客に現金をかけるバカラ賭博をさせた疑いがもたれている。また、客2人も賭博容疑で逮捕された。
警視庁によると部屋に看板などはなく、摘発を逃れるためセキュリティーの高いマンションで営業し、口コミで集客していたとみている。
同庁は同日夜に家宅捜索を行い、バカラやポーカーテーブルを押収。東京五輪に向けた繁華街の浄化対策として、暴力団の関与についても捜査する。
賭博店は雑居ビルなどで開かれるケースが大半で、マンションでの摘発は珍しいという。