オコンジョ=イウェアラ氏は、サービス産業連合(CSI)主催のオンラインサミットで「私は、女性がパンデミックによってより不均衡な形で影響を受けていることを指摘したい。非常にたくさんの女性が食品、サービス、小売、観光などの分野で働いており、無給の家事に関しては、一般的に女性が大きな負担を背負っている」と述べた。
またWTO事務局長のオコンジョ=イウェアラ氏は、女性に仕事復帰の機会を与えることや、女性が所有する企業に国、地域、そして世界のサプライチェーンに加わるために必要なツールを提供することは、経済の「より包括的な回復」を促進するとの見方を示した。
同氏はまた、各国には今年、コロナ後の世界経済の将来の方向性を決定する機会があると指摘した。
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