当局は以前、アストラゼネカ社製ワクチンの接種年齢を引き下げ、18歳以上にする予定だと発表していた。しかしその後、稀な副反応である血小板減少症候群を伴う血栓症(TTS)が国内で2例確認された。
KDCAは今回、「新型コロナウイルス予防接種対応推進団は、アストラゼネカ社製のワクチン接種について7月から50歳以上を対象に推奨することを決定した。すでにアストラゼネカ社製ワクチンで1回目接種を終えた50歳未満の人は、ファイザー社製のワクチンで2回目の接種を受けることになる」との声明を発表した。
この変更により、合計約161万人が2回目の接種にファイザー製ワクチンを使用することになる。
韓国では現在、新型コロナウイルスの新規感染者数は4月以来の高水準で推移している。
韓国では、新型コロナウイルスのワクチン接種が進められており、国民には米国のファイザー、モデルナ、ヤンセンのほか、英国で開発されたアストラゼネカのワクチンが提供されている。
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