日本の次期戦闘機用エンジンの開発にロールスロイスが参加=朝日新聞

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日本政府は、航空自衛隊で稼働中のF2戦闘機に代わる次期戦闘機の開発について、エンジン部分を英国と共同開発する方向で最終調整に入った。3日に朝日新聞が報じた。

このプロジェクトには日本の重工大手IHIと、英国の航空機エンジン製造大手ロールスロイスが参加する予定。日本政府によれば、開発費削減だけでなく、将来の輸出も視野に入れており、日英間の防衛協力を進める狙いもある。

エンジンの共同開発については、6月のG7サミットの際に菅義偉首相とボリス・ジョンソン英首相の間でやりとりがあったという。6月下旬には防衛省の担当者が訪英し、エンジン部分を含めた協力について英国側と協議した。

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F2戦闘機は、米国のF-16 戦闘機をベースとしており、2000年から部隊配備を開始。三菱重工業と米ロッキード・マーティンなどを協力企業として開発された。

2030年代に行われる次期戦闘機の開発は三菱重工業が主導する。また、ロッキード・マーティンは同社を技術支援する。次期戦闘機の製造は2031年に開始される予定。プロジェクト全体の費用は1.5兆円(140億ドル)を超える可能性があるとされている。

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