「この2週間の感染グラフを見ると、一種の安定期に入ったことが分かる。しかしいずれにしても高水準に違いない」と語った。
ライアン氏は、現在、世界における新型コロナウイルス感染拡大状況は「2-3カ月前よりはよい」と評価。同時に、感染が急速に収まった国もある一方で、全く逆の傾向が見られる国もあると指摘。これには様々な要因があり、感染力の強い変異種が現れたこと、感染防止策の緩和、人々の間の接触が増えたことなどを挙げている。
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— World Health Organization (WHO) (@WHO) July 5, 2021
またWHO新興感染症部門のマリア・ヴァンケルフォヴェ部長は、世界の新型コロナ状況は「一概には言えない」とし、新規感染者数は北米および南米では減少しているが(13%)、その他の大陸では増加していると指摘した。特に欧州ではこの1週間の感染者数は28%増えている。
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