「米国は国内でも国外でも深刻な人権侵害を続けている。非合法的かつ一方的な制裁を手段としている場合もあるが、より嘆かわしい例は未だに解除されていない(夥しい数の国連総会決議による)キューバ封鎖である」
「一方でこのことは、米国が基本的自由を擁護する『世界の基準』として自国を位置づける上で一切阻害とならない」ロシア外務省のレポートにはこう書かれている。
ロシア外務省のレポートには、表現の自由に関する悲惨極まりない状況は政治エリートらの闘争が先鋭化した結末であること、またこの闘争で両サイドとも明白な検閲を使用しており、これが米国憲法および米国の負う国際的な義務を深刻に侵す結果になっていると指摘されている。
ロシア外務省のレポートは、米国でますます進む人種差別、反ユダヤ主義、イスラム恐怖症他、様々な差別は米国の恥であると指摘している。
レポートは、人権擁護者らがアフリカ系、アジア系、ラテンアメリカ系の米国人への差別にフォーカスしていると指摘し、治安維持機関の行為に、医療、社会福祉といった分野で特にそれが顕著に現れていると強調されている。
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