家族を発見したカダリ村の村長、チョッパラ・グルナートさんはANIに「ここにチュットゥガッラ・ベンニの家族である彼の妻と2人の子どもが住んでいる。彼らはコロナウイルスを恐れたため、15カ月近く家に閉じこもっていた」と語った。
当局がベンニさんの家族について知ったのは、ボランティアの訪問がきっかけだった。ベンニさんの家族が土地を受け取ったことを知らせるため、ボランティアがベンニさんの妻とその30代の娘たちが隠れていた家を訪れた。妻と娘たちは、外に出ると死んでしまうという理由で扉を開けることを拒否した。親戚は当局に、家に閉じこもって暮らしているベンニさんの家族はひどい環境にあると伝えた。
村長のグルナートさんによると、妻と娘たちの状況は「悲惨」で、長い間髪の毛を洗ったり、切ったりしていなかったという。グルナートさんは、当局の介入があと2~3日遅かったら、妻と娘たちは死んでいた可能性があると考えている。
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