報告書には、「重要な地球近傍天体(彗星、小惑星など)の約40%しか確認されていないと推定している」と記されている。
報告書によると、2020年には、世界40カ国以上に設置された天文台のネットワークには約3950件の小惑星や彗星の観察記録が集まったという。研究者は2021年4月17日の時点で、2万5647個の地球近傍天体を把握している。2020年に発見した地球近傍天体は2959個で、これは過去最多となる。
米航空宇宙局(NASA)は以前、人類が地球に飛来する小惑星を撃墜するのにかかる時間を計算した。専門家らは、脅威となる小惑星が地球から5600万キロ超の距離にある状況をシミュレートし、発見から6カ月後に地球に衝突すると推定している。インサイダーが報じた。
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