沈没した伝説の「タイタニック」号に関連した博物館は米国テネシー州の都市ピジョン・フォージで2010年にオープンした。
博物館の建物はクルーズ船のミニチュア版となっている。展示品のコレクションは400点超にのぼり、これらは船内にあったもの、または乗客が所有していたものとなる。
同博物館の代表は、「今日、ピジョン・フォージの私たちの博物館で事故が発生した。氷山の壁が崩落し、3人が負傷、入院となった。現在、私たちは彼らの怪我の具合について把握できていない。言うまでもなく、こうした事態が起こるなどと予想だにしていなかった。現在、博物館は閉鎖している」と報告した。
世界最大の旅客船と言われた英国の「タイタニック」号は1912年4月14日にサウサンプトンからニューヨークへの初航海の際に氷山に衝突し、2時間40分で沈没した。犠牲者は約1500人にのぼる。