研究では、寄生虫治療薬であるサリシラニドに含まれる物質が、細胞感染を阻害することが分かった。
論文執筆者の一人、キム・ジャンダ博士は「化合物がウイルス物質の放出をブロックし、ウイルス物質は単に分解する。このプロセスによりSARS-CoV-2の増殖は不可能となる」と語る。
また研究チームは、SARS-CoV-2のより攻撃的な変異株が出現した場合でも、寄生虫治療薬には効果があり、特にワクチン接種できない人に対して防護機能があるとしている。
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