コートジボワールで25年ぶりに確認されたエボラ出血熱感染者が回復

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西アフリカのコートジボワールで、25年ぶりに確認されたエボラ出血熱感染者の女性が回復した。同国のセルジュ・エオリエ感染症局長が発表した。

先に、世界保健機関(WHO)は、ギニアからコートジボワールに到着した女性が、25年以上ぶりにエボラ出血熱に感染したと報告した。その後、コートジボワール保健省はエボラウイルス・ワクチンの接種を開始した。

エオリエ氏は、AFP通信に対し「2回の検査を行ったところ、48時間おきに陰性結果が出た。つまり、患者の女性は回復したと言える」と述べた。

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AFP通信によると、感染した18歳の女性は、ギニア北部の都市からコートジボワールの首都アビジャンに到着。女性が乗っていたバスは、2021年初頭と2013年から2016年に発生したエボラ出血熱の流行の中心となった地域を通過した。

WHOは6月、ギニアにおけるエボラ出血熱の流行終息を公式に発表した。

エボラ出血熱は、人間や一部の動物が罹患する急性ウイルス感染症。2014年から2016年にかけて西アフリカのギニア、シエラレオネ、リベリアの3か国を中心に流行し、1万1000人以上が死亡した。

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