https://sputniknews.jp/20211006/8742310.html
浜松市民 手術なしで性別を男性に変更求め 家裁支部に申し立て
浜松市民 手術なしで性別を男性に変更求め 家裁支部に申し立て
Sputnik 日本
戸籍上の性別を変更するには性別適合手術を受けなければならないという法律の規定は違憲であるとして、戸籍上は女性の静岡県浜松市の住民が4日、手術を受けないまま性別を男性に変更するよう静岡家庭裁判所浜松支部に申し立てた。NHKが報じた。 2021年10月6日, Sputnik 日本
2021-10-06T00:24+0900
2021-10-06T00:24+0900
2021-10-05T22:51+0900
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申立人の鈴木げんさん(46)は、戸籍上は女性だが、心と体の性別が一致しないトランスジェンダー。現在は男性として生活し、女性のパートナーがいるという。鈴木さんは、戸籍の性別変更には、生殖器をなくす性別適合手術を受ける必要があるとする法律の規定は、憲法に違反しており無効だと主張している。この法律の規定をめぐっては、同様の申し立てに対し最高裁判所が2019年、「憲法に違反しない」とする初めての判断を示した。一方、裁判官4人のうち2人は「憲法違反の疑いがある」とした。鈴木さんはNHKの取材に対し、「自分の体の決定権は自分にあるということを皆が考えていくことが重要。社会がどんどん前に進んでいる実感があり、皆で議論していくことができればと思う」と話している。関連記事
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戸籍上の性別を変更するには性別適合手術を受けなければならないという法律の規定は違憲であるとして、戸籍上は女性の静岡県浜松市の住民が4日、手術を受けないまま性別を男性に変更するよう静岡家庭裁判所浜松支部に申し立てた。NHKが報じた。
申立人の鈴木げんさん(46)は、戸籍上は女性だが、心と体の性別が一致しないトランスジェンダー。現在は男性として生活し、女性のパートナーがいるという。
鈴木さんは、戸籍の性別変更には、生殖器をなくす性別適合手術を受ける必要があるとする法律の規定は、
憲法に違反しており無効だと主張している。
この法律の規定をめぐっては、同様の申し立てに対し最高裁判所が2019年、「憲法に違反しない」とする初めての判断を示した。一方、裁判官4人のうち2人は「憲法違反の疑いがある」とした。
鈴木さんはNHKの取材に対し、「自分の体の決定権は自分にあるということを皆が考えていくことが重要。社会がどんどん前に進んでいる実感があり、皆で議論していくことができればと思う」と話している。