米国食品医薬品局(FDA) スプートニクVによってはじめて開発された「ワクチンカクテル」法を認証 ブースターワクチンの「ミックスアンドマッチ」を許可-ロシア直接投資基金

© REUTERS / DADO RUVICスプートニクV
スプートニクV - Sputnik 日本, 1920, 22.10.2021
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20日、米国食品医薬品局(FDA)はモデルナとジョンソン・アンド・ジョンソンのブースター接種を承認し、ミックス・アンド・マッチと呼ばれるアプローチを支持した。これにより、米国人は、コロナウイルスの予防として1回目とは異なるワクチンの接種を受けることが可能となる。
21日のプレスリリースでロシア直接投資基金のキリル・ドミトリエフCEOは、ロシアは、米国人への新型コロナ予防を保証するうえで、混合ワクチンを許可するというFDAの最新の決定に対して、「ワクチンカクテルの使用というアプローチで、重要な役割を果たした」と表明した。
同CEOは、スプートニクは、「他のメーカーにワクチンのパートナーシップを提案した最初のワクチンでもあった」と述べ、「スプートニクVの1回目の接種分(接種が1回のスプートニクライト)と他のワクチンの組み合わせの臨床試験は世界中で成功裏に続いている」と表明した。
「スプートニクV」 - Sputnik 日本, 1920, 20.10.2021
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同基金によれば、コロナウイルスに対するブースター接種でのカクテルを承認するというFDAの決定は、「スプートニクVをベースとしたワクチンカクテルのアプローチ効果を示すもう1つの証明になる」という。スプートニクVは、「抗体反応を強化・長期化させ、新しい変異種に対するワクチン効果を高め、世界中の予防接種対策に柔軟性与える」ことになる。
ドミトリエフCEOはまた、共同研究でスプートニク・ライトが示した高い安全性と免疫原性の結果から、このワクチンは、「ユニバーサルなブースターであり、すでに他のワクチン接種を受けた人たちが再度接種を受ける場合の最適なソリューションの1つ」となると述べた。
スプートニクVは、全体的には91.4%、新型コロナのデルタ株感染に対しては83%の有効性を示し、入院においては94%の効果があることが判明している。
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1回接種タイプのスプートニクも同様に、最初のワクチンとしても、また、ブースターとしても高い効果が示されている。
モスクワ在住の2万8000人のデータに基づくガマレヤ国立疫学・微生物学研究センターの研究によると、スタンドアロンワクチンとして使用した場合、スプートニク・ライトはワクチン接種後の最初の3ヶ月でデルタ株感染に対して70%の有効性を示した。
ロシア直接投資基金は、2011年にロシア政府によって設立されたソブリン・ウェルス・ファンドであり、主にロシアで、権威ある国際金融および戦略的投資家との共同株式投資を目的としている。
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